| 權 順宇 Kwon Soon-woo | ![](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/8/85/Tennis_pictogram.svg/30px-Tennis_pictogram.svg.png) | |
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![](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/8/84/Kwon_RG22_%2821%29_%2852144070731%29.jpg/230px-Kwon_RG22_%2821%29_%2852144070731%29.jpg) 2022年全仏オープンでのクォン・スンウ |
基本情報 |
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国籍 | 韓国 |
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出身地 | 同・慶尚北道尚州市 |
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生年月日 | (1997-12-02) 1997年12月2日(26歳) |
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身長 | 180cm |
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体重 | 72kg |
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利き手 | 右 |
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バックハンド | 両手打ち |
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ツアー経歴 |
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デビュー年 | 2015年 |
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ツアー通算 | 2勝 |
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シングルス | 2勝 |
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ダブルス | 0勝 |
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生涯獲得賞金 | 1,985,610アメリカ合衆国ドル |
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4大大会最高成績・シングルス |
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全豪 | 2回戦(2022) |
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全仏 | 3回戦(2021) |
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全英 | 2回戦(2021) |
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全米 | 2回戦(2020) |
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4大大会最高成績・ダブルス |
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全豪 | 3回戦(2022) |
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全仏 | 1回戦(2020・22) |
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全英 | 1回戦(2022) |
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全米 | 1回戦(2021) |
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キャリア自己最高ランキング |
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シングルス | 52位(2021年11月1日) |
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ダブルス | 269位(2022年5月23日) |
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2022年7月27日現在 ■テンプレート ■プロジェクト テニス |
權 順宇(クォン・スヌ[1]、クォン・スンウ[2]、朝鮮語: 권순우、朝鮮語発音: [kwʌ̹n sʰunu];1997年12月2日 - )は、韓国・尚州市出身の男子プロテニス選手。身長180cm、体重72kg。右利き、バックハンドは両手打ち。自己最高世界ランキングはシングルス52位・ダブルス269位。ATPツアーでシングルス2勝を挙げている。
選手経歴
ジュニア時代
幼少期はサッカーが好きであったが、アマチュアテニス選手であった父ヨンフンの影響を受け小学4年生から本格的にテニスを始めた。中学3年生のときにソウルへ引っ越す。高校時代では当時韓国国内で最有望株のイ・ダクヒと同級生であった。
2015年 プロ転向
2015年にプロへ転向する。2015年11月・12月にプノンペンで行われたフューチャーズのシングルスで二週連続の優勝を果たし、ATPランキングは1096位から653位に上がった。2016年はフューチャーズ3大会で優勝・7月のキムチョン・チャレンジャーでベスト4など、順位を300位台に乗せる。
2017年 デビス杯初出場
2017年デビスカップの韓国代表に選出。同年3月の慶應でチャレンジャーツアーで初めて決勝に進出したが、杉田祐一にフルセットの末敗れ準優勝となった。同年5月にもソウル・チャレンジャーで決勝に進出したがファッビアーノ(英語版)に敗れ準優勝となっている。しかしチャレンジャーツアーに定着したことにより、2017年末の順位は168位まで上昇した。2017年12月に行われた全豪オープンAPWCプレーオフを優勝。
2018年 グランドスラム初出場
2018年1月の全豪オープンでグランドスラムデビュー。本戦1回戦ではシュトルフと対戦し、0-3で敗れた。2018年は6月まで決勝まで行けず、7,8月は全休し順位を273位まで落としたが、9月の高雄チャレンジャーで準優勝 (優勝はモンフィス)を果たす。
2019年 チャレンジャー初優勝
1月の全豪オープンは予選1回戦で綿貫陽介に敗れ敗退。3月の慶應で決勝進出すると、オッテ(英語版)を2-0で下し、4回目の挑戦でチャレンジャー初優勝を挙げる。その後チャレンジャーツアーで安定した成績を残し続け、5月ソウルでもパーセル(英語版)を2-0で下しチャレンジャー2勝目。しかし5月の全仏オープンでは予選1回戦でバラージュ(英語版)に敗れ敗退。6月のウィンブルドンで予選を勝ち抜き本戦進出。本戦1回戦で第10シードのハチャノフと対戦し、1-3で敗れた。
8月のロスカボスで予選を勝ち抜いてベスト8となり、順位は97位まで上がってATPシングルスランキングトップ100入りを果たす。翌週のカナダも予選を勝ち抜いてマスターズデビューを果たすが、1回戦でイヴァシュカ(英語版)に0-2で敗れた。同月の全米オープンも予選を勝ち抜いて本戦進出。1回戦でデリエン(英語版)相手に4セット目途中でリタイアした。9月の珠海オープン(英語版) (ATP250)1回戦で、当時24位のプイユを2-0で下す金星を挙げる。
2020年 グランドスラム初勝利
1月の全豪オープンは予選スキップで本戦を迎えたが、1回戦で第26シードのバシラシビリにフルセットの末敗れた。その後、チェンナイ、ニューヨーク、デルレイビーチ全てでベスト8の結果を残す。2月にアカプルコの準々決勝で当時ランキング2位のラファエル・ナダルと対戦、初めてBIG4を相手にしたが、0-2で敗れた。その直後から新型コロナウイルスの流行によりツアーが中断となる。中断明け後、9月の全米オープンの1回戦クイアットカウスキー(英語版)を3-1で下し、グランドスラム初勝利を挙げる。続く2回戦は第12シードのシャポバロフに1-3で敗れた。同月の全仏オープンでは1回戦でペールに0-3で敗れた。2020年は全仏でシーズンを終え、フロリダでトレーニングを行った。
2021年 ツアー初優勝
2021年全仏オープンでのクォン・スンウ 1月の全豪オープンは1回戦のコキナキスに0-3で敗れた。2月にビエッラ・チャレンジャーを優勝。3月のマイアミは1回戦でイヴァシュカにフルセットタイブレイクの末敗れた。4月のベオグラード1の2回戦で当時ランキング1位のジョコビッチと対戦、0-2で敗れた。6月の全仏オープン1回戦でケビン・アンダーソンを下しRG初勝利を挙げると、2回戦のセッピも3-0で下す。3回戦で第9シードのベレッティーニを相手に0-3で敗れた。7月のウィンブルドン1回戦でマズーア(英語版)を3-1で下しWB初勝利を挙げる。2回戦でケプファーにフルセットの末敗れた。9月の全仏オープンは1回戦でオペルカに0-3で敗れた。 同月行われたヌルスルタン(英語版)で、ドンスコイ(英語版)、ラヨビッチ、ジェレ、ブブリクらを下し決勝へ進出すると、ダックワース(英語版)も2-0で下し、ATPツアー初優勝を挙げる。韓国人選手でのATPツアーシングルス優勝者は2003年の李亨澤以来18年ぶり。10月のインディアンウェルズは1回戦でペラに敗れた。
2022年 全豪ダブルス3回戦進出
2022年全仏オープンでのクォン・スンウ シングルス成績
- 略語の説明
W | F | SF | QF | #R | RR | Q# | LQ | A | Z# | PO | G | S | B | NMS | P | NH |
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.
大会最高成績
ATPツアー決勝進出結果
シングルス: 2勝0敗
| サーフェス別 | ハード (2–0) | クレー (0–0) | グラス (0–0) | |
結果 | No. | 決勝日 | 大会 | サーフェス | 対戦相手 | スコア |
優勝 | 1. | 2021年9月26日 | ヌルスルタン(英語版) | ハード (屋内) | ジェームズ・ダックワース(英語版) | 7-6(8-6), 6-3 |
優勝 | 2. | 2023年1月14日 | アデレード2 | ハード | ロベルト・バウティスタ・アグート | 6-4, 3-6, 7-6(7-4) |
チャレンジャー・フューチャーズ決勝
シングルス: 8勝3敗
大会グレード別 | ATPチャレンジャーツアー (3勝3敗) | ITFフューチャーズツアー (5勝0敗) | | サーフェス別 | ハード (8勝3敗) | クレー (0戦) | グラス (0戦) | |
結果 | 勝-敗 | 日時 | 大会 | サーフェス | 対戦相手 | スコア |
優勝 | 1–0 | 000000002015-11-01-00002015年11月 | F1, プノンペン | ハード | 손지훈 | 7–5, 6–1 |
優勝 | 2–0 | 000000002015-12-01-00002015年12月 | F2, プノンペン | ハード | 黄亮祺(英語版) | 6–3, 6–3 |
優勝 | 3–0 | 000000002016-03-01-00002016年3月 | F2, 早稲田 | ハード | 吉備雄也 | 6–3, 6–4 |
優勝 | 4–0 | 000000002016-07-01-00002016年7月 | F5, キムチョン | ハード | en:Cho Min-hyeok | 6–4, 6–4 |
優勝 | 5–0 | 000000002016-12-01-00002016年12月 | F5, フアヒン | ハード | ダニエル・アルトマイアー | 6–2, 6–2 |
準優勝 | 5–1 | 000000002017-03-01-00002017年3月 | 慶應 | ハード | 杉田祐一 | 4–6, 6–2, 6–7(2–7) |
準優勝 | 5–2 | 000000002017-05-01-00002017年5月 | ソウル | ハード | トーマス・ファッビアーノ(英語版) | 6–1, 4–6, 3–6 |
準優勝 | 5–3 | 000000002018-09-01-00002018年9月 | 高雄 | ハード | ガエル・モンフィス | 4–6, 6–2, 1–6 |
優勝 | 6–3 | 000000002019-03-01-00002019年3月 | 慶應 | ハード | オスカー・オッテ(英語版) | 7–6, 6–3 |
優勝 | 7–3 | 000000002019-05-01-00002019年5月 | ソウル | ハード | マックス・パーセル(英語版) | 7–5, 7–5 |
優勝 | 8–3 | 000000002021-02-01-00002021年2月 | ビエッラ2 | ハード (屋内) | ロレンツォ・ムゼッティ | 6–2, 6–3 |
ダブルス: 2勝4敗
大会グレード別 | ATPチャレンジャーツアー (0勝1敗) | ITFフューチャーズツアー (2勝3敗) | | サーフェス別 | ハード (1勝3敗) | クレー (1勝0敗) | グラス (0勝1敗) | |
結果 | 勝-敗 | 日時 | 大会 | サーフェス | パートナー | 対戦相手 | スコア |
優勝 | 1–0 | 000000002015-09-01-00002015年9月 | F6, アンソン | クレー (屋内) | 손지훈 | en:Nam Ji-sung
노상우 | 6–7(4–7), 6–3, [13–11] |
準優勝 | 1–1 | 000000002015-11-01-00002015年11月 | F1, プノンペン | ハード | 손지훈 | 李冠毅(英語版)
Liu Shao-fan | 7–6(8–6), 4–6, [11–13] |
優勝 | 2–1 | 000000002016-03-01-00002016年3月 | F2, 早稲田 | ハード | en:Chung Yun-seong | 岡村一成
竹内健人(英語版) | 2–6, 6–2, [10–3] |
準優勝 | 2–2 | 000000002016-12-01-00002016年12月 | F5, フアヒン | ハード | en:Lee Jea-moon | サジオ・ドゥンビア(英語版)
ファビアン・ルブール(英語版) | 3–6, 4–6 |
準優勝 | 2–3 | 000000002018-06-01-00002018年6月 | F3, テグ | ハード | en:Lim Yong-kyu | en:Chung Yun-seong
en:Hong Seong-chan | 不戦敗 |
準優勝 | 2–4 | 000000002019-06-01-00002019年6月 | サービトン | グラス | ラームクマール・ラーマナータン(英語版) | マルセル・グラノリェルス マクラクラン勉 | 6–4, 3–6, [2–10] |
脚注
- ^ 최새일 (2023年1月15日). “テニスプロツアーVの権順宇に体育相が祝電 韓国人初の2勝目”. 聯合ニュース. 2023年1月15日閲覧。
- ^ “韓国テニス界期待の新星クォン・スンウとは?「いつだって絶対に諦めない」不屈の精神を持つ22歳”. THE DIGEST (2020年2月29日). 2023年1月15日閲覧。
関連項目
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、權順宇に関連するカテゴリがあります。