日向坂

曖昧さ回避 この項目では、東京都港区の日向坂について説明しています。その他の日向坂については「日向坂 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
日向坂と港区坂道標識

日向坂(ひゅうがざか)は、東京都港区三田一丁目と二丁目の境界を走る。別名:「袖振坂」「ひなた坂」。

ロケーション

麻布通りの二の橋交差点から三田通りをつなぐ道路の西側半分ほどで、古川の二之橋を渡ると急な勾配になり、南側に外務省三田会議所(旧渋沢邸)、駐日オーストラリア大使館(旧蜂須賀邸)、綱町三井倶楽部三井別邸)、北側には円徳寺當光寺三田ガーデンヒルズ簡易保険事務センター跡地に建設中)が所在する。坂を上りきった所から東側(芝の方向)は、綱の手引き坂と名称を変え、かつては杉山邸、黒田邸が立ち並んでいた。

名称の由来

江戸時代前期、坂の南側に周防下松藩(のちの徳山藩毛利日向守就隆の拝領屋敷があった。「袖振坂」とも呼ばれたが、由来は不明である[1]。 港区によれば本来の読みは「ひゅうがざか」であり、「ひなたざか」は誤って読まれたものである[1]

なお、のちに毛利日向守は屋敷換えになり、替わって織田山城守が入居した。

ギャラリー

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関連項目

  • 首都高速2号目黒線
  • 日向坂46 - グループ名の「日向坂」はこの坂が由来である。読みは、実在の「ひゅうがざか」ではなく、「ひなたざか」に決まったのは、字画の関係であり「ひなたざか」のほうが、ひらがなにした時の字画が、運勢的によかったためである[2]

脚注

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出典

  1. ^ a b “日向坂”. VISIT MINATO CITY - 東京都港区の観光情報公式サイト. 港区観光協会. 2021年2月15日閲覧。
  2. ^ "けやき坂46から電撃改名「日向坂46」の由来とは". nikkansports.com. 日刊スポーツ新聞社. 2019年2月11日. 2024年9月9日閲覧
  3. ^ 星乃勇介 (2024年7月30日). "「日向坂46駅」期間限定で誕生 宮崎、9月のコンサートに合わせ [宮崎県]". 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社. 2024年7月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月30日閲覧

外部リンク

  • 日向坂(ひゅうがざか) - 港区

座標: 北緯35度39分7.6秒 東経139度44分24.0秒 / 北緯35.652111度 東経139.740000度 / 35.652111; 139.740000