士官候補生
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士官候補生(しかんこうほせい)とは、士官の候補者として教育を受けている者をいう。広義には次のようなものがある。
日本における現行の制度
防衛医科大学校本科学生:1973年-。階級を指定されない。
海上保安大学校本科学生:1951年-。階級を指定されてない。
自衛隊の幹部候補生:曹長の階級を指定されて幹部候補生学校に属する。自衛官。
日本における廃止された制度
- 狭義の士官候補生
- 陸軍士官学校・陸軍航空士官学校・陸軍経理学校の課程
- 広義の士官候補生
- 見習士官
- 少尉候補者:1920年-1945年
- 甲種幹部候補生:1927年-1945年
- 海軍兵学校本科生徒:-1945年
- 機関科要員たる海軍士官候補生
- 海軍兵学校附属機関学校:1878年-
- 海軍機関学校本科生徒:1881年-1887年、1893年-1944年
- 海軍予備士官の候補生
- 少尉候補生
- 保安大学校本科学生:1953年採用開始-1954年
日本以外の国の制度
その他、国境警備隊・沿岸警備隊・準軍事組織等の幹部職員となるための学校で教育訓練を受けている者も士官候補生ということがある。
脚注
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注釈
- ^ 『陸軍補充令中ヲ改正ス』(大正12年3月21日)に「陸軍補充令(明治44年10月26日勅令第270号、改正 大正3年第206号、大正4年第197号、大正6年第97号)」が添付されており、「第4条 士官候補生は陸軍士官学校予科を卒業したる者を以て之に充つ」とある[1]。
出典
- ^ “陸軍補充令中ヲ改正ス レファレンスコードA13100623600”. アジア歴史資料センター (1923年2月27日). 2018年6月23日閲覧。。