原鉄道模型博物館
原鉄道模型博物館 Hara Model Railway Museum | |
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施設情報 | |
専門分野 | 鉄道模型 |
管理運営 | 三井不動産 |
延床面積 | 約1,700m² |
開館 | 2012年(平成24年)7月10日 |
所在地 | 〒220-0011 神奈川県横浜市西区高島1-1-2 横浜三井ビルディング 2階 |
位置 | 北緯35度27分47秒 東経139度37分29秒 / 北緯35.46306度 東経139.62472度 / 35.46306; 139.62472座標: 北緯35度27分47秒 東経139度37分29秒 / 北緯35.46306度 東経139.62472度 / 35.46306; 139.62472 |
プロジェクト:GLAM | |
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原鉄道模型博物館(はらてつどうもけいはくぶつかん、英語: Hara Model Railway Museum)は、神奈川県横浜市西区高島の横浜三井ビルディング2階(テツモポート内)に所在する、三井不動産が運営する鉄道模型等を展示する博物館である。
概要
当館は、コクヨ元専務で世界的に著名な鉄道模型製作・収集家の原信太郎(はら のぶたろう、1919年4月4日 - 2014年7月5日[1])の世界一ともいわれる量の鉄道模型コレクションの一部にあたる約2,500両を収蔵し、このうち約1,000両と鉄道関連資料を展示する、延床面積約1,700平方メートルの博物館である。館内には1番ゲージの室内ジオラマとしては世界最大級の面積となる約310平方メートルの「いちばんテツモパークジオラマ」が設置され、この上をコレクションの鉄道模型が走行している[2]。
2012年(平成24年)7月10日に開館。同日に天賞堂みなとみらい店がミュージアムショップとして当館階下の1階に開店した[3]が、2023年1月16日をもって天賞堂みなとみらい店は閉店した[4]。
コレクション
当館に収蔵されていないものも含めると、原コレクションは所蔵模型約6,000両、撮影したスチール約10万、フィルム約440時間、鉄道書籍・関連コレクション多数から構成されており、その特徴は、蒸気機関車から電気機関車へと鉄道が著しい発展を遂げた時代の世界中の鉄道車両を再現した模型コレクションであることと、多くの模型が徹底した再現性を有していることである[5]。特に原が生涯にわたって自主製作や特別発注して製作されてきた約1,000両はその再現性が高い[6]。これらのコレクションは、原が延べ約380か国を訪問して鉄道写真を撮影したり鉄道資料や模型を収集することで質・量ともに充実されてきたものである[7]。2016年7月に一般公開された台湾高雄市の哈瑪星台湾鉄道館にも特設展で当コレクションの一部が約1年間貸し出されている[8]。
利用案内
公式サイト「営業概要」を参照。
イベント
- いちばんテツモパーク フォトウィーク
- 10月14日の鉄道の日を記念して2012年10月1日から10月14日までの期間は、16時から18時まで「いちばんテツモパーク フォトウィーク」が開催され、当時写真撮影が許可されていなかった館内のうち「いちばんテツモパークジオラマ」に限り入館者の撮影が許され懸賞付きのフォトコンテストも行われた。以降このイベントはその後2012年12月15日 - 2013年1月6日・4月4日 - 26日・9月21日 - 10月14日にも開催され、同イベントの実績と来館者からの要望を踏まえて2013年11月1日からフラッシュや三脚の使用禁止等を条件に全館の撮影が解禁された[9]。
脚注
出典
- ^ 原鉄道模型博物館館長の原信太郎氏死去 世界的な鉄道模型コレクターとして知られる 産経新聞 2014年7月7日
- ^ 横浜三井ビルディング 世界最大級の鉄道模型博物館 三井不動産公式サイト、2012年5月24日
- ^ みなとみらい店 7月10日オープン! 天賞堂、2012年7月6日閲覧
- ^ “天賞堂みなとみらい店店舗情報”. 天賞堂オンラインストア. 2023年1月28日閲覧。
- ^ 原鉄道模型博物館とは、公式サイト
- ^ とんでもない鉄道模型とテレビ電話の話。、ほぼ日刊イトイ新聞
- ^ “原鉄道模型博物館とは 創設者 原 信太郎プロフィール”. 原鉄道模型博物館. 2016年6月26日閲覧。
- ^ 必見:原鉄道模型博物館特別展哈瑪星台灣鐵道館(2016年6月17日)
- ^ イベント情報 写真撮影解禁! - 原鉄道模型博物館
関連項目
- 鉄道模型
- 鉄道博物館の一覧
- 原丈人 - 信太郎の長男で本館の副館長を務めている。
- 或る列車 - 本館所蔵のブリル客車模型をコンセプトに製作された車両。
- きかんしゃトーマス - シリーズの撮影で使用された模型が本館で保管されており、定期的に「いちばんテツモパークジオラマ」で走行されている。
文献
- 「スーパー鉄道模型わが生涯道楽」、講談社、2006年10月、ISBN 9784062724036。
- 「原信太郎鉄道模型のすべて: 技術の極み、躍動美」、誠文堂新光社、2008年8月、ISBN 9784416308110。
外部リンク
- 公式ウェブサイト
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