仁多須駅

座標: 北緯47度13分17秒 東経142度2分23秒 / 北緯47.22139度 東経142.03972度 / 47.22139; 142.03972 仁多須駅(にたすえき)は、樺太真岡郡小能登呂村に存在した鉄道省樺太西線

歴史

  • 1921年(大正10年)11月1日樺太庁鉄道西海岸線真岡駅 - 野田駅間開通により開業[1]
  • 1943年(昭和18年)4月1日:南樺太の内地化により、鉄道省に移管。
  • 1945年(昭和20年)8月:ソ連軍が南樺太へ侵攻、占領し、駅も含め全線がソ連軍に接収される。
  • 1946年(昭和21年)
    • 2月1日:日本の国有鉄道の駅としては廃止。
    • 4月1日:ソ連国鉄に編入。ロシア語駅名は「スリュジャンスカヤ・サハリンスキー」。

駅名の由来

当駅の所在する地名からであり、地名はアイヌ語の「ニタス」(崖が道を塞いで行き詰っている所)、「ニ・オタス」(木のある砂浜)、「ニダッス」(谷地が多い所)、「ニタッ・ウシ・イ」(湿地のある所)による[2]

運行状況

1944年当時[3]

  • 上りは本斗駅行きが2本、真岡駅行きが2本運行されていた。
  • 下りは久春内駅行きが2本と野田駅行き2本が運行されていた。

隣の駅

鉄道省樺太鉄道局
樺太西線
小能登呂駅 - 仁多須駅 - 登富津駅

脚注

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  1. ^ 鉄道停車場一覧. 昭和12年10月1日現在
  2. ^ 南樺太:概要・地名解・史実(西村いわお・著、高速印刷センター内出版部 1994年)、p.336
  3. ^ 南樺太:概要・地名解・史実 p.61