ランキアム礁
ランキアム礁(英語: Lankiam Cay、タガログ語: Panata、ベトナム語:Đá An Nhơn / 𥒥安然、中国語: 楊信沙洲)は、南沙諸島のロアイタ堆(英語: Loaita Bank、中国語: 道明群礁)の南東部に位置する砂堆である。
地理
満潮時もごく少ない面積が海面上に露出する[1]。監視哨が設置されていない無人の砂堆である。
かつては小さな砂礁だったと推測されているが、2018年現在では砂地の部分はほとんど波に洗われてしまい、完全に水没した暗礁と小さな砂州だけが存在する。
領有
フィリピンが実効支配しているが、中華人民共和国、中華民国(台湾)、ベトナムも領有権を主張している。
ロアイタ島に駐留するフィリピン軍兵士が定期的に巡回に来ている。
脚注
- ^ D. J. Hancox、John Robert Victor Prescott (1995). A Geographical Description of the Spratly Islands and an Account of Hydrographic Surveys Amount Those Islands. International Boundaries Research Unit, University of Durham
関連項目
南沙諸島(スプラトリー諸島) | ||||||||||||||
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北中部 (多国支配) |
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北東部 (主にフィリピン支配) |
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南西部 (主にベトナム支配) |
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中南部 (主にマレーシア支配) |
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カテゴリ |
座標: 北緯10度43分 東経114度32分 / 北緯10.717度 東経114.533度 / 10.717; 114.533