ボリシャヤ・ウスルカ川
大ウスルカ川(イマン川) | |
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大ウスルカ川 | |
延長 | 440 km |
平均流量 | 246 m³/s |
流域面積 | 29,600 km² |
水源 | シホテ・アリン |
河口・合流先 | ウスリー川 |
流路 | ウスリー川→アムール川→オホーツク海 |
流域 | ロシア 沿海地方 |
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ボリシャヤ・ウスルカ川(ボリシャヤ・ウスルカがわ、ロシア語: Большая Уссурка,英語: Bolshaya Ussurka)は、ロシア連邦の沿海地方ダリネレチェンスクを流れるウスリー川の右支流である。大ウスルカ川とも。
満洲人を始めとする現地のトゥングース系民族からはニマン川(満洲語: ᠨᡳᠮᠠᠨ/Niman)、漢語では尼満河と呼ばれており、20世紀半ばまではこれに由来するイマン川(ロシア語: Има́н)の名前でも知られたが、1972年の極東ロシア地域における地名変更によって「ウスルカ川」に名称を変更されたという経緯がある。
概要
ウスルカ川の長さは440 km、流域面積は29 600km²で、シホテ・アリン西斜面を源流とする。ウスルカ川はダリネレチェンスク市の近くを流れた後、そこから357 kmを下った先でウスリー川に合流する。流域の河川網はダリネレチェンスク市に近い上流域と中流域で特に発達している。
参考文献
- アレクサンドル・カンチュガ著、津曲敏郎訳『ビキン川のほとりで 沿海州ウデヘ人の少年時代』北海道大学出版会、2014年
脚注
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アムール川本流 | ゴリン川(格楞河) - アニュイ川(敦敦河) - グル川 - トゥングースカ川 - ビラ川(奇穆尼河) - ビジャン川(畢瞻河) - ザヴィタヤ川 - フマル川(呼瑪河) - ウルシャ川(額哩河) - アマザル川(格爾必斉河) | |
スンガリ川水系 | スンガリ川(松花江) - 牡丹江 - 呼蘭河 - 拉林河 - 阿什河 | |
ノン川水系 | ノン川(嫩江) - ガン川(甘河) - ネメル川(訥謨爾河) - ノミン川(諾敏河) - ヤル川(雅魯河) - トール川(洮児河) - 霍林河 | |
アルグン川水系 | ||
ゼヤ川水系 | ゼヤ川(精奇里江) - セレムジャ川(西林穆丹河) - ギリウイ川(吉魯河) - トミ川 - デプ川(濘泥河) | |
ブレヤ川水系 | ブレヤ川(牛満河) - ウルガル川 - ティルマ川 - ニマン川(斡倫奇河) - トゥユン川 | |
アムグン川水系 | ||
ウスリー川水系 | ウスリー川(烏蘇里江) - ムレン川(穆棱河) - ソンガチャ川(松阿察河) - ホール川(和羅河) - ビキン川(畢歆河) - 大ウスルカ川(イマン川) |