ベルナルディーノ・カンピ
ベルナルディーノ・カンピ Bernadino Campi | |
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ソフォニスバ・アングイッソラ作「アングイッソラの肖像画を描くベルナルディーノ・カンピ」(1550) | |
生誕 | 1522年 イタリア、レッジョ・エミリア |
死没 | 1591年 イタリア、レッジョ・エミリア |
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ベルナルディーノ・カンピ(Bernadino Campi、1522年 – 1591年)はイタリア、ルネッサンス期の画家である。
略歴
レッジョ・エミリアで金細工師の息子に生まれた。クレモナ出身の同姓の画家の一族、ガレアッツォ・カンピ、ジュリオ・カンピ親子らとは遠い親戚であるかもしれないが家族ではない。マントヴァでロレンツォ・コスタの息子、イッポリト・コスタ(1506年 - 1561年)の弟子になり、北イタリアのマニエリスムのスタイルを学んだ。
クレモナのサンティ・フィリッポ・エ・ジャコモ教会やカラヴァッジョのサンティ・フェルモ・エ・ルスティコ教会の壁画を描く仕事をした後、1550年にミラノ総督のフェッランテ1世・ゴンザーガの宮廷画家に招かれ、ミラノに移った。レオナルド・ダ・ヴィンチやガウデンツィオ・フェラーリを模倣して、変化のなかった当時のミラノの画家のスタイルに、マニエリスムのスタイルをもたらしたとされる。
ミラノで肖像画や装飾画家として働き、ミラノ周辺で活動する画家、ジョバンニ・パオロ・ロマッツォやジュゼッペ・メーダに影響を与えた。代表作のいくつかはミラノで働いている時代に描かれた。
1570年頃にはクレモナで働き、その後サン・コロンバーノ・アル・ランブロの教会の装飾画を描き1582年から1584年の間は、ヴェスパシアーノ・ゴンザーガのサッビオネータのドゥカーレ宮殿の装飾の仕事をした。グアスタッラのゴンザーガ家の別荘の装飾もした[1]。その後故郷のレッジョ・エミリアの教会の仕事をし、レッジョ・エミリアで没した。
弟子にはアンドレア・マイナルディとソフォニスバ・アングイッソラがいる。
作品
- Crocifissione, 1550-1570
- Assunzione (Museo civico Ala Ponzone 蔵)
- Maria Maddalena
- Crocifissione, 1584
- Madonna in trono coi ss. Francesco Benedetto e Giuseppe,1548
- Sante Cecilia e Caterina
- ヴェスパシアーノ・ゴンザーガの肖像画, 1559
- ヴェスパシアーノ・ゴンザーガの肖像画 (カンピ作とされている), 1582 ca.
脚注
- ^ Treccani.it. Sabbioneta
参考文献
- R. Miller, in I Campi. Cultura artistica cremonese del 500, a cura di M. Gregori, Milano 1985, pp. 154-170
- M. Tanzi, I Campi, Milano 2005
- Nerio Artioli, Elio Monducci Gli affreschi di Camillo Procaccini e Bernardino Campi in San Prospero di Reggio Emilia, Reggio Emilia 1986