ヘヴン (映画)
ヘヴン | |
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Heaven | |
監督 | トム・ティクヴァ |
脚本 | クシシュトフ・キェシロフスキ クシシュトフ・ピエシェビッチ(ポーランド語版) |
製作 | アンソニー・ミンゲラ ウィリアム・ホーバーグ シュテファン・アルント他 |
製作総指揮 | ハーヴェイ・ワインスタイン シドニー・ポラック他 |
出演者 | ケイト・ブランシェット ジョヴァンニ・リビシ |
音楽 | アルヴォ・ペルト マリウス・ルーラント |
撮影 | フランク・グリーベ |
編集 | マチルド・ボンフォイ |
製作会社 | ミラマックス・フィルムズ Xフィルムズ・クリエイティヴ・プール |
配給 | X Verleih AG アスミック・エース |
公開 | 2002年2月6日(BIFF) 2002年2月21日 2003年3月8日 |
上映時間 | 97分 |
製作国 | ドイツ アメリカ合衆国 イギリス フランス |
言語 | イタリア語 英語 |
製作費 | US$ 11,000,000[1] |
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『ヘヴン』(Heaven)は2002年のドイツ・アメリカ合衆国・イギリス・フランスのドラマ映画。
ポーランドの映画監督クシシュトフ・キェシロフスキと脚本家クシシュトフ・ピエシェビッチ(ポーランド語版)は、「天国」「地獄」「煉獄」を題材にした三部作を制作する予定であった。しかし、1996年のキェシロフスキの急死によって、脚本が唯一完成していた「天国」篇である本作は、ドイツ人監督トム・ティクヴァの手によって映画として実現した。「地獄」篇はダニス・タノヴィッチ監督で『美しき運命の傷痕』として2005年に映画化されている。
ストーリー
イタリア・トリノで英語教師をしているフィリッパは、大企業の社長ヴェンディーチェのオフィスに時限爆弾を仕掛ける。ヴェンディーチェは麻薬売買の黒幕で、フィリッパの夫は中毒死しており、学校の生徒たちも何人か破滅させられていたのだ。しかし策略は失敗に終わる。死んだのはたまたまビルを訪ねてきていた父と幼い二人の娘たち、掃除婦という罪のない4人だったのだ。カラビニエーリ(国家憲兵隊)に逮捕されたフィリッパははじめてそれを知り、罪の重さに気絶してしまう。取調べの通訳をする若いカラビニエーリの一人フィリッポは、そんなフィリッパに魅かれ、密かに逃亡の手助けを申し出る。
キャスト
- フィリッパ・パカード - ケイト・ブランシェット
- フィリッポ・ファブリッツィ - ジョヴァンニ・リビシ
- フィリッポの父 - レモ・ジローネ(イタリア語版)
- レジーナ - ステファニア・ロッカ: フィリッパの友人。
- アリエル - アレッサンドロ・スペルドゥーティ(イタリア語版)
- ピニ警視 - マッティア・スブラジア(イタリア語版)
- ヴェンディーチェ - ステファノ・サントスパーゴ
- 検察官 - アルベルト・ディ・スタシオ(イタリア語版)
参考文献
- ^ “Heaven” (フランス語). AlloCiné. 2015年9月1日閲覧。