ファー・ユー
「ファー・ユー」 | ||||||||
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ポール・マッカートニー の シングル | ||||||||
初出アルバム『エジプト・ステーション』 | ||||||||
リリース | ||||||||
規格 | デジタル・ダウンロード | |||||||
録音 | 2018年7月23日 | |||||||
ジャンル | ポップ | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | キャピトル・レコード | |||||||
作詞・作曲 | ポール・マッカートニー ライアン・テダー | |||||||
プロデュース | ポール・マッカートニー ライアン・テダー | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
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ポール・マッカートニー シングル 年表 | ||||||||
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「ファー・ユー」(Fuh You) は、2018年8月15日に発売されたポール・マッカートニーのアルバム『エジプト・ステーション』からの2作目のシングル。
解説
「ファー・ユー」は、ライアン・テダーとの共同プロデュースで制作された楽曲のうち、唯一アルバムに収録された楽曲である。ライアンと制作した楽曲は、このほかに「ナッシング・フォー・フリー」と後にシングルとしてリリースされた「ゲット・イナフ」が存在し、いずれも『エジプト・ステーション (エクスプロラーズ・エディション)』に収録されている。
本作のタイトルが「Fuck You」と響きが似ていることから、これを意味する言葉なのかという指摘があるが、ポール本人によって否定されている。ポールは、本作について「曲の制作が大詰めを迎えている頃、僕らはスタジオ内で少しヒステリックになっていた。そこで『I just wanna shag you(ただセックスがしたい)』とでも言おうか』と歌ったら、みんなが笑い出してね。そこで僕はこう言った。『違う。今僕らに出来ることを言おうとしているんだ。僕が何について歌っているかをまぎらわすことが出来る』ってね。」とコメントしている[5]。
7月23日にアビー・ロード・スタジオで開催されたシークレット・ライヴで演奏された4曲のうちの1曲である[6][注釈 1]。同26日にキャヴァーン・クラブで開催された無料ライブでも演奏され、こちらのライブ音源は2019年5月に発売された『エジプト・ステーション (エクスプロラーズ・エディション)』のDISC2に収録されている。
8月15日にアルバム『エジプト・ステーション』からの第2弾シングルとして配信限定でリリースされた。
ミュージック・ビデオ
8月15日にシングルの配信開始と共に、YouTubeの公式チャンネルではリリック・ビデオが公開された。
翌月10日には、シングルのプロモーションとしてミュージック・ビデオが公開された。ミュージック・ビデオは、ポールの故郷であるリヴァプールを舞台としたモノクロの映像となっており、若者のカップルが少女の自宅の前でキスを交わそうとしていると、少女の母親が出て来て少年を追い返すところから始まる。少女に夢中でいる少年は、帰路につく道すがらに「ファー・ユー」を歌いながら、リヴァプールの街を踊り歩くという内容になっている[7]。
パーソネル
- ポール・マッカートニー - リード・ボーカル、バッキング・ボーカル、ハープシコード、アコースティック・ギター、ウーリッツァー
外部ミュージシャン
- グレッグ・カースティン(英語版) - プロデューサー、エンジニア、編曲
- ライアン・テダー - バッキング・ボーカル、プログラミング、アシスタント・プロデューサー
- ザック・スケルトン - プログラミング、アシスタント・プロデューサー
- デヴィッド・エンジェル - ヴァイオリン
- アリシア・エンストローム - ヴァイオリン
- ベッツィー・ラム - ヴィオラ
- ポール・ネルソン - チェロ
- ジャック・ジェズロ - コントラバス
- ブランドン・マイケル・コリンズ - ストリングス編曲、ストリングス・プロデュース
収録アルバム
脚注
注釈
- ^ 残る3曲は、「フー・ケアズ」「コンフィダント」「カム・オン・トゥ・ミー」。
出典
- ^ “Chart Search”. Tophit for Paul McCartney. 2019年9月3日閲覧。
- ^ “ultratop.be - Paul McCartney - Fuh You”. Ultratop. 2019年9月3日閲覧。
- ^ “Paul McCartney Fuh You Chart History”. Hot Rock Songs. Billboard. 2019年9月3日閲覧。
- ^ “Paul Mccartney from UK”. Popnable. 2019年9月4日閲覧。
- ^ “ポール・マッカートニー、最新シングル“Fuh You”に凝らした「子供っぽいいたずら」について語る”. NME Japan (ニュー・ミュージカル・エクスプレス). (2018年9月13日). https://nme-jp.com/news/61119/ 2019年9月13日閲覧。
- ^ “ポール・マッカートニー、シークレット・ライブで新作から4曲披露 アビー・ロードの横断歩道を渡る様子も公開”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク). (2018年7月24日). https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/65868/2 2019年9月4日閲覧。
- ^ “ポール・マッカートニー新作MVは、リバプールが舞台の淡い恋物語”. Rolling Stone Japan (CCCミュージックラボ株式会社). (2018年9月12日). https://rollingstonejapan.com/articles/detail/28990 2019年9月3日閲覧。
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