ビッグウォール・クライミング
ビッグウォール・クライミング(Big Wall Climbing)は、ビッグウォール(はっきりとした定義は無いが、主に高さ1,000m以上の岩壁)をクライミングすること。
概要
クライマーが長いマルチピッチルートを登るタイプのロッククライミングであり、通常、クライミングを完了するのに一日以上かかる[1]。登攀に際しては卓越した技術を要する。
ビッグウォールルートでは、クライミングチームは、ポータレッジや運搬装置を使用してルート上に滞在する必要がある[2]。
数日かけて登る際は、休息、休眠をとるために、ポータレッジを使用するのが一般的である。
トレーニングは小さな亀裂があり、棚がほとんど無く、背の高い、またはより垂直な面でなされる。
世界の主なビッグウォール
- ローツェ・南壁(高さ3,300m)
- チョ・オユー・南西壁(高さ2,000m)
- アイガー・北壁(高さ1,800m)
- ハーフドーム(ヨセミテ)(高さ1,500m)
- トール山・西壁(高さ1,250m)
- エル・キャピタン (ヨセミテ)(高さ1,000m)
- トランゴ・タワーズ
歴史
運搬
参考文献
関連項目
- MERU/メルー - ヒマラヤ山脈のメルー峰にある「シャークス・フィン」ルートの初めての登頂を記録しているドキュメンタリー映画。
外部リンク
- 5.5。ビッグウォールクライミングの方法