ティム・ボイル

Tim Boyle

2021年のボイル

ニューヨーク・ジェッツ #7

ポジション

クォーターバック

生年月日

(1994-10-03) 1994年 10月3日（29歳）

出身地

アメリカ合衆国
コネチカット州ハートフォード

身長:

6' 4" ＝約193cm

体重:

234 lb ＝約106.1kg

経歴

高校

ゼイビア高校（コネチカット州ミドルトン）

大学

コネチカット大学
東ケンタッキー大学

ドラフト外

2018年

所属歴

2018-2020	グリーンベイ・パッカーズ
2021-2022	デトロイト・ライオンズ
2022	シカゴ・ベアーズ
2023-	ニューヨーク・ジェッツ

NFL 通算成績
（2023年第12週終了時点）

パス試投数	158
パス成功数	100
パス成功確率	63.3%
TD-INT	4-11
パス獲得ヤード	786
QB レーティング	55.0
Player stats at NFL.com

Player stats at PFR

ティム・ボイル（Tim Boyle, 1994年 10月3日 - ）は、アメリカ合衆国コネチカット州ハートフォード出身のプロアメリカンフットボール選手。NFLのニューヨーク・ジェッツに所属している。ポジションはクォーターバック。

経歴

カレッジ

コネチカット大学では2013年に先発4試合を含む5試合に出場し、パス133回中59回成功、621ヤードを獲得した。1年次のQBが同大学で先発したのは2003年のダン・オーロフスキー以来であった。2014年は9試合に出場、シーズン最後の3試合で先発出場し、パス82回中43回成功、335ヤード、1タッチダウンをあげた^[1]。2015年シーズン、11試合に出場し、クォーターバックとしても5試合に出場したが先発したのはシーズン最終週のテンプル大学戦のみであった。

東ケンタッキー大学に転校した彼は2016年はレッドシャツとして過ごし、公式戦の出場はなかった。2017年に11試合に先発出場した^[2]。

グリーンベイ・パッカーズ

2018年5月4日、ドラフト外フリーエージェントでグリーンベイ・パッカーズと契約を結んだ^[3]。プレシーズンゲームでの控えQB争い^[4]を経て開幕ロースターに残った彼は、アーロン・ロジャース。デショーン・カイザーに次ぐ第3QBとしてシーズンを迎えた^[5]。

2018年のレギュラーシーズンは出番がなかった。2019年10月20日のオークランド・レイダース戦で初出場した。この試合は終盤大差がつき、彼のプレーはニーダウン3回のみであった。11月24日のサンフランシスコ・フォーティナイナーズ戦でパス4回を投げて3回成功15ヤードを獲得した。

2020年シーズン終了後、制限付きフリーエージェントとなった。パッカーズからはテンダーオファーがなく、無制限フリーエージェントとなった^[6]。

デトロイト・ライオンズ

2021年3月22日、デトロイト・ライオンズと1年契約を結んだ^[7]。同年9月2日、故障者リスト入りし^[8]、11月20日にアクティブロースターに昇格した。負傷したジャレッド・ゴフの代役として第11週のクリーブランド・ブラウンズ戦で初先発を果たした。この試合でパス23回中15回成功、77ヤードを獲得、2インターセプトを喫し、チームは10-13で敗れた。第16週のアトランタ・ファルコンズ戦でも新型コロナウィルス陽性となったゴフの代わりに先発しパス34回中24回成功、187ヤード、1タッチダウンをあげたが残り1分を切ったところでインターセプトを喫し、チームは16-20で敗れた。第17週のシアトル・シーホークス戦では262ヤードを獲得、2タッチダウン、3インターセプトでチームは29-51で敗れた。

2022年3月22日、ライオンズと1年の延長契約を結んだ^[9]。同年8月30日に解雇された^[10]。その後、プラクティス・スクワッド契約を結んだ^[11]。

シカゴ・ベアーズ

2022年11月30日、シカゴ・ベアーズと契約を結んだ^[12]。ベアーズでは1試合13スナップのみプレーした^[13]。

ニューヨーク・ジェッツ

2023年4月6日、ニューヨーク・ジェッツと契約を結んだ^[13]。同年8月29日に最終ロースターカットで解雇された^[14]。その後プラクティス・スクワッド契約を結んだ^[15]。9月16日にアクティブロースターに昇格した^[16]。11月19日のバッファロー・ビルズ戦の第3Q終盤にザック・ウィルソンに代わって出場、パス14回中7回成功、33ヤード、1インターセプトの成績を残した。翌日ジェッツは第12週のマイアミ・ドルフィンズにボイルが先発出場することを発表した^[17]。その試合で彼はパス38回中27回成功、179ヤード、1タッチダウン、2インターセプトの成績でチームは13-34で敗れた。インターセプトのうち1回はジェボン・ホーランドの99ヤードのインターセプトリターンタッチダウンにつながった。

脚注

^ “Bio”. コネティカット大学ハスキーズ. 2023年11月27日閲覧。
^ “2017 EKU Football Roster”. 東ケンタッキー大学. 2023年11月27日閲覧。
^ “Packers sign rookie free agents”. グリーンベイ・パッカーズ (2018年5月4日). 2023年11月27日閲覧。
^ Paul Augeri (2018年8月12日). “Paul Augeri’s news and notes: Tim Boyle impresses in first action with Packers”. The Middletown Press. 2023年11月27日閲覧。
^ Wes Hodklewlcz (2018年9月1日). “Packers keep eight receivers: Here's the 53-man roster”. グリーンベイ・パッカーズ. 2023年11月27日閲覧。
^ “Packers won't offer restricted free agent tender to QB Tim Boyle”. USAトゥデイ (2020年3月12日). 2023年11月27日閲覧。
^ “Lions sign free agents QB Tim Boyle, K Randy Bullock & WR Breshad Perriman”. デトロイト・ライオンズ (2021年3月22日). 2023年11月27日閲覧。
^ “Lions announce roster moves”. デトロイト・ライオンズ (2021年9月2日). 2023年11月27日閲覧。
^ “Lions re-sign QB David Blough and QB Tim Boyle”. デトロイト・ライオンズ (2022年3月22日). 2023年11月27日閲覧。
^ “Lions cutting Tim Boyle”. NBCスポーツ (2022年8月29日). 2023年11月27日閲覧。
^ Dave Birkett (2022年9月5日). “Spurned by David Blough, Detroit Lions re-sign QB Tim Boyle to practice squad”. デトロイト・フリー・プレス. 2023年11月27日閲覧。
^ Gabby Hajduk (2022年11月30日). “Roster Moves: Bears sign QB Tim Boyle, DL Andrew Brown”. シカゴ・ベアーズ. 2023年11月27日閲覧。
^ ^a ^b Ethan Greenberg (2023年4月6日). “Jets Sign QB Tim Boyle”. ニューヨーク・ジェッツ. 2023年11月27日閲覧。
^ Randy Lange & Ethan Greenberg (2023年8月29日). “Final Cuts: Jets Move 31 More to Get Their Roster to 53 Players”. ニューヨーク・ジェッツ. 2023年11月27日閲覧。
^ Randy Lange (2023年8月30日). “Jets Add 10 Players from Their Preseason Roster to the Practice Squad”. ニューヨーク・ジェッツ. 2023年11月27日閲覧。
^ “Jets Sign QB Tim Boyle to Active Roster, Release WR Irvin Charles”. ニューヨーク・ジェッツ (2023年9月16日). 2023年11月27日閲覧。
^ Tyle Sillivan (2023年11月20日). “Zach Wilson benched, will be QB3: Jets to start Tim Boyle vs. Dolphins in Week 12 Black Friday game”. CBSスポーツ. 2023年11月27日閲覧。

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、ティム・ボイルに関連するカテゴリがあります。

選手の通算成績と情報: NFL.com • ESPN • Pro-Football-Reference

ニューヨーク・ジェッツ 2023

クォーターバック

-- タイロッド・テイラー
14 トレバー・シーミアン
8 アーロン・ロジャース

ランニングバック

25 イスラエル・アバニカンダ
20 ブリース・ホール

ワイドレシーバー

16 ジェイソン・ブラウンリー
19 アービン・チャールズ
18 ランドール・コブ
82 ゼイビア・ギプソン
10 アレン・ラザード
17 ギャレット・ウィルソン
-- マイク・ウィリアムズ

タイトエンド

83 タイラー・コンクリン
89 ジェレミー・ラッカート
88 ケニー・イエボア

オフェンシブライン

76 デュアン・ブラウン T
64 オースティン・デカラス T
62 ジェイク・ハンソン C
61 マックス・ミッチェル T
65 ゼイビア・ニューマン＝ジョンソン G
66 ジョー・ティップマン C
68 マイク・レマーズ T
78 レークン・トムリンソン G
64 ビリー・ターナー T
67 カーター・ウォーレン T

ディフェンシブライン

72 マイケル・クレモンズ DE
97 ジェイリン・ホームズ DE
58 カール・ローソン DE
99 ウィル・マクドナルド4世 DE
47 ブライス・ハフ DE
94 ソロモン・トーマス DT
95 クイネン・ウィリアムズ DT

ラインバッカー

52 サミュエル・エグアボン OLB
11 ジャーメイン・ジョンソン2世 OLB
57 C・J・モーズリー MLB
44 ジェイミアン・シャーウッド OLB
55 チャズ・スラット OLB
56 クインシー・ウィリアムズ OLB
-- ハサン・レディック OLB

ディフェンスバック

22 トニー・アダムス FS
29 ジャリック・バーナード＝コンバース FS
30 マイケル・カーター2世 CB
21 アシュティン・デービス FS
26 ブランディン・エコールス CB
1 ソース・ガードナー CB
40 ジャベリン・ガードリー CB
37 ブライス・ホール CB
34 ジャスティン・ハーディー CB
4 D・J・リード CB
3 ジョーダン・ホワイトヘッド SS

スペシャルチーム

42 トーマス・ヘネシー LS
5 トーマス・モーステッド P
6 グレッグ・ズーライン K

リザーブリスト

50 ブラッドリー・アナエ DE (IR)
53 ザイア・バーンズ MLB (IR)
23 チャック・クラーク FS (IR)
70 クイントン・ジェファーソン DT (IR)
60 コナー・マクガバーン C (IR)
92 イフェアディ・オデニグボ DE (IR)
71 ウェス・シュバイツァー G (IR)
87 C・J・ユゾマ TE (IR)
75 アライジャ・ベラ＝タッカー G (IR)
96 アル・ウッズ DT (IR)

練習生

48 ニック・ボウデン FB
32 アンソニー・ブラウン CB
38 トリー・ディーン SS
31 オビナ・エゼ T
63 クリス・グラサー G
27 タエ・ヘイズ CB
98 ブルース・ヘクター DT
-- マニー・ジョーンズ DE
81 ザック・クンツ TE
41 マーセリノ・マクラリー＝ボール OLB
85 ランス・マッカチオン WR
31 ジャック・パトリック RB
69 ロジャー・サフォード G
79 タンゼル・スマート DT
51 マーキス・スペンサー DT
86 マリック・テイラー WR
35 ザザビアン・バラデー RB
92 ペリオン・ウィンフリー DT

Roster December 22, 2023現在

Depth chart
Transactions

アクティブ 53名インアクティブ 11名
練習生 16名 (+免除2名)

表話編歴デトロイト・ライオンズ先発QB
ポーツマス・スパルタンズ(1930-1933)
1930年代	ベネットプレスネルクラークハフマンスローン
1940年代	ホワイトホップシンクウィッチフェネンボックライアンルフォースインクトリプカ
1950年代	レーンハーディダブリンスキギルマーロートモラル
1960年代	ニノウスキイゾープラムスウィータンマンソンランドリー
1970年代	リードダニエルソンコムロ
1980年代	ヒップルウィトコウスキーファーガソンロングホンズヒルガーピート
1990年代	ウェアクレイマークレイグミッチェルマコウスキーバッチライクファーロット
2000年代	ケイスデトマーマクマーンハリントンガルシアキトナオーロフスキーカルペッパースタッフォードスタントン
2010年代	ヒルドリスケルブラウ
2020年代	ゴフボイル
年代の分類は初先発のシーズンによる

表話編歴ニューヨーク・ジェッツ先発QB
ニューヨーク・タイタンズ(1960-1962)
1960年代	ドロウジェイミソングリーングロスカップソンギンウッドホールリスケタリアフェロネイマス
1970年代	ウッドールデービスデモリージョーンズトッドロビンソンドムレス
1980年代	ライアンオブライエンノリーイースンマッキーネイグル
1990年代	アサイアソントルドーブリスターライクオドネルフォーリーテスタバーディルーカスマイアー
2000年代	ペニントンカーターボリンジャークレメンスファーヴサンチェス
2010年代	マッケロイスミスヴィックフィッツパトリックペティマカウンダーノルドシーミアンフォーク
2020年代	フラッコウィルソンホワイトロジャースボイル
年代の分類は初先発のシーズンによる