キロサ

キロサは、タンザニア東部のモロゴロ州に属する町の1つである。

地理・交通

タンザニアの鉄道路線の概略図。インド洋岸のDar es Salaamからタンザニアの首都であるDodomaへ向かう途中で、南へ路線が分岐している地点が、キロサの位置である。

鉄道

キロサには、ここがドイツ領東アフリカであった時代の1909年に鉄道が到達した。その後、さらに鉄道は延伸されていった。今でも鉄道路線の中央線(英語版)が通っており、キロサ駅は中央線における主要駅の1つに数えられている[1]。と言うのも、このキロサからは南へと支線が分岐している。この支線はミクミ国立公園(英語版)の方向へと伸びており、ミクミ線と呼ばれている。ミクミ線は中央線と同様に、軌間が1 mちょうどのメーターゲージで建設された[2]。1958年から1963年にかけて延伸工事が行われ、キロサからキダトゥまでが接続された[注釈 1]

規模

キロサの2002年時点での人口は、26,060人であった[3][4]

歴史

詳細は「キロサの戦い」を参照

1909年には鉄道が到達していたなど、当時から交通の要衝であったキロサは、第1次世界大戦において、ここはキロサの戦い(英語版)の戦場であった。

脚注

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注釈

  1. ^ 製糖業の町として知られるキダトゥも、モロゴロ州に属する町である。なお、キロサからキダトゥまでのミクミ線の総延長は、約107 kmである。

出典

  1. ^ “Railways Network”. Tanzania Railways Limited. 6 October 2016時点のオリジナルよりアーカイブ。7 March 2016閲覧。
  2. ^ “Kidatu (archived copy)” (html). 2009年1月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年5月15日閲覧。
  3. ^ “Tanzania: Kilosa”. World Gazetteer. 9 February 2013時点のオリジナルよりアーカイブ。 Template:Cite webの呼び出しエラー:引数 accessdate は必須です。
  4. ^ “2002 Population and Housing General Report: Morogoro: Kilosa” (html). タンザニア政府. 20 March 2004時点のオリジナルよりアーカイブ。 Template:Cite webの呼び出しエラー:引数 accessdate は必須です。