エリック・アンダーソン
エリック・アンダーソン | |
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2016年 | |
生誕 | エドワード・エリック・アンダーソン (1956-10-24) 1956年10月24日 日本 神奈川県 相模原市 |
死没 | 2024年6月1日(2024-06-01)(67歳没) アメリカ合衆国 カリフォルニア州 ロサンゼルス |
別名 | E・エリック・アンダーソン |
出身校 | カリフォルニア大学サンタバーバラ校 |
職業 |
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活動期間 | 1983–2022 |
代表作 | 13日の金曜日 完結編 |
配偶者 | サクソン・トレイナー (m. 2003) |
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エドワード・エリック・アンダーソン(英語: Edward Erich Anderson、1956年10月24日 - 2024年5月31日または6月1日)はアメリカ合衆国の俳優、小説家。映画やテレビ番組に出演し、1984年のホラー映画である『13日の金曜日 完結編』のロブ役で著名になった。その後1988年に『バット★21』、2002年には『運命の女』に出演した。
生い立ち
エドワード・エリック・アンダーソンは1956年10月24日に、神奈川県相模原市のアメリカ人家庭で生を享けた[1][2]。家族の中に軍人がいる中育ち、幼少期は引っ越しが多かった[1]。その後アメリカへ移住、カリフォルニア州チュラビスタのヒルトップ高校(英語版)に通い、カリフォルニア大学サンタバーバラ校に入学。生物学と分子生物学を専攻した[1][3]。入学当初は医学部を目指していたが、最終的に俳優の道を選んだ[1]。
経歴
1983年放送のドラマ『ベイ・シティ・ブルース(英語版)』で俳優アンダーソンは初出演する[1][3]。放送期間中、後の人生にも影響する『13日の金曜日 完結編』のロブ役出演が決定した[1]。
これにより一気に有名となったアンダーソンは300本以上のテレビ番組に出演。ドラマ『セカンドチャンス(英語版)』でブルース・クリスティアンソン役、ドラマ『サーティーサムシング(英語版)』でビリー・サイデル役、『フェリシティの青春』では主人公フェリシティ・ポーターの父親を演じるなどした。『メルローズ・プレイス』ではコートニー・ソーン=スミス演じるアリソン・パーカーの精神科医を演じた[1]。その他、『ジェシカおばさんの事件簿』、『CSI:科学捜査班』、『CSI:マイアミ』や、『新スタートレック』シーズン5の14話「謎めいた記憶喪失(英語版)」ではキーラン・マグダフ司令官を演じたり、『ブーム・タウン(英語版)』でD.A.ベン・フィッシャー役を務めた。『Dr.HOUSE』シーズン3の19話「ファミリー」にも出演した。『新アウターリミッツ』シーズン2の37話「ザ・デプログラマー」でブレント・スパイナーと共に主人公を演じたのも記憶に新しい。
また、小説家としても活動していて、2012年から2022年までの間3つの小説を執筆した[1]。
私生活と死
アンダーソンはサクソン・トレイナーと結婚している。2024年5月31日[4]または6月1日、食道癌によりロサンゼルスの自宅で死亡。67歳没[1]。2020年の短編映画『ゾーズ・フー・ウェイト』が最後の出演となった。死について『イエローストーン』などで出演しているブラッド・シュミットや、『フェリシティの青春』でエリック演じるフェリシティ父の妻を演じたイヴ・ゴードンなどから追悼コメントが寄せられた[5]。
出演作品
年 | 題名 | 役 | 種類 |
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1984 | 13日の金曜日 完結編 | ロブ | 映画 |
1984 | 地獄のヒーロー | マスッチ | 映画 |
1986 | ようこそ18へ(英語版) | ロスコ― | 映画 |
1987-91 | サーティーサムシング(英語版) | ビリー・サイデル | |
1988 | パティ・ハースト(英語版) | ファーストメール | 映画 |
1988 | バット★21 | ジェイク・スコット少佐 | 映画 |
1992 | 新スタートレック | キーラン・マグダフ司令官 | シーズン5の14話「謎めいた記憶喪失(英語版)」 |
1994 | マトロック(英語版) | トム | 1話のみ出演 |
1994 | ガラスの盾(英語版) | イラ・ケーン地方検事 | 映画 |
1995 | ファイナルカット | トルバーグ | 映画 |
1996 | インフィニティ(英語版) | ギル | 映画 |
1997 | ナイト・ウォッチ(英語版) | ニュースキャスター | 映画 |
1998 | ウィズアウト・リミッツ(英語版) | コリン・パウンダー | ノンクレジット[要出典] |
1998 | マーローを捜せ!(英語版) | 探偵サイモン | 映画 |
1999 | シック・アズ・シーヴス(英語版) | テネスコ | 映画 |
2000 | オーギー・ローズ(英語版) | ポ―ル | 映画 |
2002 | 運命の女 | ボブ・ゲイロード | 映画 |
2006 | スペシャル(英語版) | ニュースキャスター | 映画 |
2016 | アンデッド刑事 野獣捜査線(英語版) | バーテンダー | 映画 |
2017 | 隣人(英語版) | ブライアン | 映画 |
2018 | コールドブルック(英語版) | Meisenger | 映画 |
脚注
- ^ a b c d e f g h i Tumin, Remy (June 5, 2024). “Erich Anderson, Actor in 'Friday the 13th' and 'Felicity,' Dies at 67”. The New York Times. https://www.nytimes.com/2024/06/05/arts/erich-anderson-dead.html June 5, 2024閲覧。
- ^ Linnea Crowther (June 3, 2024). “Erich Anderson (1957–2024), Friday the 13th: The Final Chapter star”. https://www.legacy.com/news/celebrity-deaths/erich-anderson-1957-2024-friday-the-13th-the-final-chapter-star/
- ^ a b Barnes, Mike (June 4, 2024). “Erich Anderson, 'Felicity' and 'Friday the 13th: The Final Chapter' Actor, Dies at 67”. The Hollywood Reporter. https://www.hollywoodreporter.com/tv/tv-news/erich-anderson-felicity-friday-the-13th-final-chapter-1235914862/ June 4, 2024閲覧。
- ^ Parker, Jason (June 02, 2024). “Venerable Friday The 13th: The Final Chapter Actor Erich Anderson Passes Away”. Friday The 13th: The Franchise. 2024年6月28日閲覧。
- ^ “映画『13日の金曜日』出演俳優が死去 享年67歳 女優妻「今、悲しすぎて何も書けません」/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online (2024年6月28日). 2024年6月28日閲覧。