アンバランゴダ
アンバランゴダ Ambalangoda අම්බලන්ගොඩ அம்பலாங்கொட | |
---|---|
アンバランゴダ スリランカにおける位置 | |
座標:北緯6度14分07秒 東経80度3分13秒 / 北緯6.23528度 東経80.05361度 / 6.23528; 80.05361座標: 北緯6度14分07秒 東経80度3分13秒 / 北緯6.23528度 東経80.05361度 / 6.23528; 80.05361 | |
国 | スリランカ |
州 | 南部州 |
県 | ゴール県 |
人口 (2012年)[1] | |
• 合計 | 56,783人 |
等時帯 | +5.30 |
市外局番 | 091 |
アンバランゴダ(英語: Ambalangoda)は、スリランカ南部州ゴール県の町。仮面博物館で有名[2]。コロンボから南へ約107キロメートルの位置にあり、標高は海抜13メートル。
交通
1894年に設置されたスリランカ鉄道コーストラインのアンバランゴダ駅からコロンボやゴールへ行くことができる。また、南部高速道路も近くを走っている。
歴史
後背地にシナモンが豊富にあったことから、18世紀にはオランダ東インド会社の拠点として活用された。浜辺を見下ろす小さな崖の上にはオランダ人高官のための住居が建設され、彼らはそこからゴールやコロンボへと移動した。また、イギリス提督フレデリック・ノースが1803年にセイロンを訪れた際、この町のレストハウスに宿泊したと報告がある[3]。
伝統産業
この町は、木製の仮面や人形の生産で有名である[4]。この仮面は、湿地で生育する地元の木(カドゥル)を削って作られ、伝統舞踊や演劇で使用される。
大きく3種類の伝統舞踊がある。伝統的なスリランカの植民地生活を伝えるコーラム、病気の人に対して悪魔払いとして用いられたサンニ、祭りで踊られたラクシャである。地元の人形劇では悲劇や喜劇などが演じられた[5]。
主な出身人物
- サラット・フォンセカ - 軍人。スリランカ陸軍元司令官。
名所
脚注
[脚注の使い方]
- ^ “Ambalangoda Population”. 2020年12月2日閲覧。
- ^ West Coast-At a Glance Sri Lanka Tailor Made
- ^ Cordiner, James (1807). “A Description of Ceylon”. Volume 1. Longman, Hurst, Rees, and Orme 1: 209.
- ^ Kaviratne, W.T.J.S. (17 February 2013). “The Dying Art of Puppetry”. Sunday Observer. オリジナルの3 January 2015時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150103192018/http://www.sundayobserver.lk/2013/02/17/mon06.asp 17 July 2014閲覧。
- ^ “Puppetry in Sri Lanka”. Ministry of the Buddha Sasana and Cultural Affairs. 2020年12月2日閲覧。
外部リンク
- Ambalangoda Divisional Secretariat
- Discover Sri Lanka - More information & images about Ambalangoda