アンドリュー・プライス・モーガン

アンドリュー・プライス・モーガン(Andrew Price Morgan、1836年10月27日 - 1907年10月19日)は、アメリカ合衆国菌類学者、植物学者である。

略歴

オハイオ州デイトンに生まれた。デイトンで高校教師などを務めた後、結婚し妻の故郷で、植物研究を行った、オハイオ州のマイアミ川の渓谷の植物を研究し、1878年に"Flora of the Miami River, Ohio"を出版した。アメリカ合衆国における菌類研究の重要な人物の一人で、チャールズ・ペック と交流し、後に菌類標本コレクションを作り上げるロイド(Curtis Gates Lloyd)の菌類研究に導いた人物である。ロイドとの交流の資料はシンシナティのロイド博物館(Lloyd Library and Museum)に保存されている[1]

ハラタケ科の菌類の属名、Morganella Zellerなどに名前がつけられている[2]

Morganは、植物の学名命名者を示す場合にアンドリュー・プライス・モーガンを示すのに使われる。命名者略記を閲覧する/IPNIでAuthor Detailsを検索する。)

参考文献

  1. ^ Kellerman WA. (1907). “Obituary: Professor A.P. Morgan”. The Journal of Mycology 13 (6): 233–6. JSTOR 3752481. 
  2. ^ Armstrong C. (1901). “Plant names commemorative of Ohio botanists”. Ohio Naturalist 1 (3): 33-38. https://hdl.handle.net/1811/1190. 

外部リンク

  • 変形菌分類学研究者の紹介(国外)日本変形菌研究会(日本語の紹介記事)
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